顔なじみの笑顔と「ありがとう」が原動力。日常を支える路線バスドライバー
バスドライバーを志したきっかけは何ですか?
子育てを経て、昔からの夢だったバス運転手へ
もともと車を運転することに興味があり、新卒で運送会社のドライバーに就職しました。その頃から大型二種を取りたかったのですが、結婚や子育てで忙しくてタイミングを失ってしまい…。子育てが落ち着いてふと、そういえば大型免許を取りたかったなと思っていた頃に、女性のバスドライバーが増えていることを知り、翌日には門戸を叩いていました。長年の憧れだったので、迷いはなかったです。
路線バスドライバーの魅力は何だと思いますか?
地域の笑顔に会える、路線バスならではのやりがい
まずやっぱり、大型バスを運転するのが純粋に面白いです。大型バスは運転席が普通車や一部のトラックと違い、前輪よりはるか前の空中に運転席がある構造になります。交差点を曲がるときは自分の体が交差点の真ん中あたりまできてからハンドルを切り始めるため、身ひとつで空中に飛び出して、後から巨大な車体がついてくるような不思議な感覚を味わえます。難しい分やりがいがあるし、3年経つ今でも終点に辿り着くと冒険クエストをクリアしたかのような達成感を得られます。中でも路線バスは、お客様の日常を支えられるのが魅力。毎日走る路線は違いますが、自然と顔馴染みのお客様ができて「また会えたね」「あなたで嬉しい」と喜んでいただいたり、おやつをもらったり。ちょっとしたコミュニケーションに癒されます。
職場の雰囲気はどうですか?
困った時は助け合い!居心地抜群の温かい現場
とても温かくて居心地がいいです。バス運転手というと個人プレーの印象が強いですが、意外と終点の停留所で会話したり情報共有する機会があり、どこの会社も仲が良いんです。一度、車椅子のお客様を上手く乗せられず困っていたときに、たまたま同じ停留所に居合わせた同僚に助けてもらったこともあり、お互いを支え合う雰囲気が醸成されていると思います。また、運転手へのケアが行き届いており、パウダールームや仮眠ベッドのある女性専用休憩室や、年2回の定期健康診断のほかに脳MRI検査や人間ドック、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を完備。体力仕事の側面もあるバスドライバーですが、家族からはドライバーを始めてより健康になったと言われています(笑)。